マインドアップWEBセミナー【講座3】

By | 2014年9月6日

タイトルイラスト2

StepⅡでは「理想的なビジネスマインドの本質とは何か」を理解してもらうために、仕事がデキる企業人が持つ姿勢や考え方(ビジネスマインド)を、「主体変容」と「目的意識」の2つの視点からお伝えします。

講座3.「主体変容」理想の企業人としての在り方

テーマ17 ノウハウやスキルに頼る前に、在り方を身に付ける

よっしゃー上司から「成績優秀者には金一封を出す」と言われ、「よーし、もらった!」と思うか、「どうせ自分にはムリ」と思うのか、まだ実働してもいない仕事に対して、そのどちらが勝者となるかは明らかです。
”仕事がデキる企業人”に共通することは、優れた人間力を備えているという点です。そして、そのための重要なキーワードは“主体性”です。つまり、あなたの行動や言動において「そこにあなたが居るか」ということなのですが、「心ここにあらず」や「自分には関係ない」という状態になっていないかということです。
主体性を持つように変わることを「主体変容」といいます。これは、仕事をうまくこなすためのノウハウやスキルといったテクニカルな部分を身に付ける以前の、大事な自己改革の核心テーマとなります。

【3POINTS】
catch056・”理想の企業人としての在り方”の重要課題は、”主体性”を身に付ける=「主体変容」
・”主体性”とは自分が主体者となり、自分で選択してその結果に責任を持つということ
・これができなければ何事にも”被害者意識”が芽生え、不平不満を言う人材となる

 

テーマ18 出来事への”解釈”の仕方を変えて、”結果”を大きく変える

○△□ここに一枚の絵があります。この絵を3人がそれぞれにレンズの色が違うメガネをかけて眺めています。「何が描かれていますか」という問いに、3人は「丸と三角」「三角と四角」「四角と丸」とそれぞれに言い、お互いが顔を見合わせながら「えっ、何言ってるの?」と思っています。
色眼鏡これが仕事上で頻発すれば大変厄介なことです。見ているものの実体(事実)は一つなのに、違うものとして見る(解釈する)⇒全く違う行動をする⇒全く違う結果となる。ですから、これを排除しようというのであれば、まずは見方の違いをなくすことです。そして、例え同じものを見ていたとしても、大事なことは前テーマにあるように、それを主体的に、ポジティブに解釈することが大切です。

【3POINTS】
catch056・事実は一つだが見方や解釈は無数、どんなフィルターにかけて見て解釈するかが問題
・そのフィルターは、過去の経験や個人ごとに違う価値観から形成されている
・フィルターを否定的なものから肯定的なものに取り換えることで、結果は大きく変わる

 

テーマ19 否定的なフィルターを外して、肯定的なフィルターでものを見る

アフリカの原住民あなたは大手靴メーカーの営業マンで、突然アフリカ転勤を命ぜられました。この時にあなたは、「裸足で歩いている人ばかりなのに靴が売れる訳がない」と思うでしょうか、それとも「靴を履く習慣を広めれば莫大な売り上げが見込める」と思うのでしょうか。
くつ人の行動は誰しも顕在意識に従っています。それは更に、その奥にある潜在意識に支配されています。否定的に物事を解釈するフィルターは、全てマイナスイメージの潜在意識(思い込み・信念・自己概念・セルフイメージ)から来ているため、これを書き換えなければなりません。

【3POINTS】
catch056・潜在意識はその人の考えや行動に影響を及ぼすので、これを絶えずポジティブな状態に保つ
・自分が望む状態(目標)が叶った時の感情を、イメージの世界で仮想体験することが有効
・そのためには、自分が望む状態(目標)をいつも体感(手で書く、目で見る、耳で聞く)すること

 

テーマ20 脳の仕組みを理解することで、セルフイメージを引き上げる

脳みそセルフイメージとは頭の中で考える時の自分の居場所のことで、誰しも自分が心地よいと思うセルフイメージを持っています。「もっと頑張らなくては大変だ」とか「よく頑張っているから自分にご褒美を」といった、概念上の許容幅と言えば判ってもらえるでしょうか。
人間の脳は省エネ構造(人間の脳の97%は使われていない)になっており、できるだけ無駄なことを排除しようとしています。ですから、敢えてしんどい思いは避けようと、昨日の状態を維持しようとします。ですから多くの人の場合、そのセルフイメージは無意識に低い状態になっているのです。例え、自分が理想とする領域までセルフイメージを引き上げようと考えたとしても、先の否定的なフィルターが効いていて簡単には出来ません。

【3POINTS】
catch056・人間の脳には安全(楽)だった昨日の状態を維持しようという無意識の働きがある
・否定的なフィルターを外すには、過去思考から未来志向へと物事の見方や解釈を変えること
・これでセルフイメージが引き上がり、“~せねば(Must)”が“~したい(Want)”に置き換わる

 

テーマ21 過去思考では何も変わらない、未来志向で全てが好転する

わからない2「今度も失敗するかも」と、直感的に思ってしまうのは、過去の失敗体験が潜在意識に書き込まれているためです。だけど、どんなに優れた人物にも過去を変えることは絶対にできません。
人は誰しも3つの引き出し(過去・現在・未来)を持っていると言います。そして、物事を考えて行動に移す際に、どの引き出しを開ける習慣があるかということがポイントです。多くの人は過去の引き出しを開けてしまうからマイナス思考が働き、それに基づいたマイナスな行動をしてしまいます。ですから、これを未来の引き出しを開けるように変えられれば全てが好転することになります。

【3POINTS】
catch056・過去の引き出しを開ける習慣があると、過去の失敗経験に囚われてマイナス思考になりがち
・過去の失敗が脳裏をよぎったら、「考えてもしようがない」とその過去思考にSTOPをかける
・未来志向にスイッチを切り替え、上手く行けばこんなイイことが起こるとプラス思考で考える

 

テーマ22 思考パターンをHave→Do→BeからBe→Do→Haveに変える

考える「予算が足りないし時間もない、それさえあればいろいろな戦略が打てるからこのプロジェクトは成功する」と考えるのは過去思考です。こんな思考を日常生活の中であたり前にしていないでしょうか。
物事が上手く運ばないのは、〇〇が無いから(Have)、それさえあればしたいことが出来て(Do)、理想の結果が得られる(Be)という「Have→Do→Be」の思考パターンだからです。これを「Be→Do→Have」に、つまり、未来(理想)を先にイメージし、そのために必要な行動を起こすという逆転の思考パターンにする訳です。
しかし、理屈はわかっていても、なかなかこの切り替えをすることは簡単ではありません。そこで、身近な人で仕事がデキる人を観察し、その人の言動や行動、意思決定プロセスを真似てみることから始めてみてはどうでしょうか。

【3POINTS】
catch056・憧れ(目標)とする人を決めて、自分の将来像として捉えてモデリング(真似る)
・まずは、言動や行動、意思決定プロセスなどにおける、その人と自分との差をつかむ
・人マネであっても「こうなれる」と自分を信じてチャレンジ、やがては自分の物になる

 

テーマ23 リーダー(上司)の使命「目標達成・部下育成」を心得て動く

「上司は選べない」と言います。配属先の上司次第で、あなたの仕事のやり方や評価のされ方は随分違ってくるのは確かでしょう。しかし、経営TOPにならない限り、どんな上司にも更にその上の上司がいます。そして、どの上司にも2つの大きなミッション(使命)が課せられています。
怒られる3上司の2大使命とは「目標達成と部下育成」です。この先あなたには、上司から怒られたり、衝突したりすることが待ち構えています。そんな時には、辛くてストレスを感じることもあるでしょう。しかし、そんな時こそ、この上司の「2大使命」を思い出してください。あなたが常に意識すべきことは、この上司に課せられた使命の達成にどれだけ貢献できるかということです。

【3POINTS】
catch056・入社1年目から、自分も近い将来は上司の立場に立つという未来志向でいること
・上司の考え方や言動が理不尽だと思えた時に、この上司の「2大使命」を思い出す
・この先あなたには上司と部下が常にいる、縦のつながりにおいてこの意識共有は有効

 

テーマ24 「Managing Your Boss」、良い上司は良い部下が作るもの

リーダーシップ「Managing Your Boss」とは、MBA(経営学修士)流のボスマネージメント術のことです。これは上司を戦略的に動かして仕事の成果を最大限に高めるという考え方です。しかし、何だか上司をビジネス資源のひとつとして捉えているようで、抵抗を感じるかも知れませんし、新入社員が最初からこんな考えを持つのも時期尚早であるかとも思います。
そこで、“Managing”という言葉の解釈を次のように変えてみましょう。「上司に対する(更に上からの)評価が高まるように、自分にできる最大限のサポートをする」と。上司が評価されることに自分も貢献したという成功体験は企業人としての財産となります。また、その上司もあなたが自分に対してしてくれた事を決して忘れることはないでしょう。それはいつの日か何かの大きな形となってあなたの目の前に現れます。

【3POINTS】
catch056・未来志向の実践行動として覚えておくべき在り方、これが「主体変容」の実現にもつながる
・自分が上司の立場に立っても、あなたの部下にこのような発想を持たせることが大切
・会社内の縦のつながり全てにおいてこれが完成すれば、最強の組織集団が生まれる

 

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